ビーダマン③ 超絶大人気!スーパービーダマン!

ボンバーマンビーダマン、爆外伝ときて、今回はついにスーパービーダマンです!
スーパービーダマンは1995年~2001年に発売されたビーダマンのシリーズです。
同年代で、この玩具を知らない人はいないといってもいいほどの超絶人気ホビーですよね!
当時の男の子用ホビー商品の代表といえば

・フルカウルミニ四駆
・ハイパーヨーヨー
・スーパービーダマン

の3つでしょう。
その後に来る、ポケモンなどのテレビゲームブーム前の人気玩具ですね。
アナログなおもちゃでここまでの人気を博したホビーはなかなかないと思いますね。

スーパービーダマンシリーズはキャラクターや物語を重視した爆外伝シリーズとは対照的に、競技用に特化したシリーズです。
ファイティングフェニックスやワイルドワイバーンなど、同年代の方が、聞き覚えのある機体は大体このシリーズです。

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私は、アイアンサイクロプスと、ワイルドワイバーンを持ってました。
そんなスーパービーダマンについてまとめました。
当時を懐かしみながら、楽しんでいってくださいね。

スーパービーダマンは競技用の性能特化型だ!

前述の通り、このシリーズは爆外伝シリーズとは違って、競技用に性能を向上させたシリーズでした。
市販の追加パーツを合わせることで、さらに性能を高めることができましたが、それでは飽き足らず、威力をアップさせたり、連射性能を上げたりするために、独自に改造する人がいました。
メーカー側もこれを容認していて、コロコロコミックにも改造の見本となる記事が掲載されてました。

それをまねて独自の改造をする小学生!
そして、強化を失敗して破壊される機体!
消える、おこづかい!

…という現象が、私の周りには結構ありました。

もちろん、改造に成功して、もはや凶器レベルの威力のビーダマンを持つ友人もいました。
撃ったビー玉が、コンクリート塀に当たって、砕け散ったのをみて、驚愕したのを覚えてます。
今思うと、ビー玉を超速度で打ち出すおもちゃって、めっちゃ怖いですね(笑)
今では、規制されてしまって、再販は不可能でしょうね…

でも、当時はその威力に、心惹かれていました。
私は、改造は行いませんでしたが、(資金不足と機体がかわいそうな気もしたので…)
自分の力で、強化していくあたりは、ミニ四駆ブームにも共通する部分がある気がしますね。
男の子は『改造』とか、最高に好きですよね。



漫画『爆球連発!!スーパービーダマン』

そして、スーパービーダマンの人気に欠かせなかった存在。それは、
漫画『爆球連発!!スーパービーダマン』です。

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爆球連発!!スーパービーダマンはコロコロコミックにて1995年~2001年に連載されていた漫画で、スーパービーダマンを題材にビーダマンとそれを操るビーダー同士の戦いを描いた漫画です。
ビーダマンがキャラクター化している爆外伝の漫画とちがって、ビーダマンは『道具』であり、ビーダマンを使って競技にて勝敗を決めていくストーリーです。

この作中に出てくるビーダマンのデザインがかっこよくて、たまりません。
派手な演出も、たまりません・・・

これまでは、ボンバーマンのキャラクターデザインだったビーダマンもこの漫画の影響で、作中のオリジナルデザインのビーダマンが発売されるようになりました。
それが、人気のフェニックスシリーズやワイバーンシリーズですね。

これ以降は、ボンバーマンではなくビーダマンオリジナルのデザインで商品が作られていくようになります。

ミニ四駆の『爆走兄弟レッツ&ゴー』やハイパーヨーヨーの『超速スピナー』と並んで、大人気の漫画でした。

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これらの漫画の特徴として、「競技」を題材にしているため、
『自分もこうなれるかも…!?』
『自分にもこんな技ができるかも…!?という、錯覚(笑) を起こさせる、いわゆる『共感』に近いものがあった気がします。

漫画『爆球連発!!スーパービーダマン』も、今からでも読みかえしてみるととても懐かしいですよ。
私は、思わず全巻一気読みしてしまいました!
漫画喫茶ですが(←買えよ。)

ファイティングフェニックスもこれ。『OSギア』

OSギアとは、スーパービーダマンの本体に取り付けることができるパーツの1つで、ビーダマンを覆うように取り付ける強化用の外骨格です。
ファイティングフェニックスの外側の部分のパーツのことですね。


漫画の中ではJBAが開発したビーダマン用強化パーツという設定になっていました。
OSはオーバーシェルの略だそうで、外骨格を取り付けることで、ショットの安定性や威力を向上することができるそうです。さらに、バレルなどをはじめとした専用パーツ(OSパーツ)を組み合わせることで、性能の向上が可能でした。
このOSギアを効率的に使えるように特化したOSビーダマンの代表が、ファイティングフェニックスです。

人気絶頂期『PIビーダマン』

PIビーダマンとはOSギアの次世代システムである、PI(プラグイン)システムを採用したビーダマンのことです。発売は1998年。
OSギアはビーダマンに取り付けるという形でしたが、PIシステムは様々なオプションパーツを本体に差し込む(プラグインする)形でした。
PIビーダマンの特徴として、機体独自のパーツが多く、機体の独自性が高いです。
コンセプトがわかりやすくて、子供たちも自分の好みの機体を選びやすかったんだと思います。
パワーショット特化型、連射性能重視、変化球用、片手撃ち専用とかそんな感じです。

OSギアからPIシステムぐらいの期待が、スーパービーダマンの中でも人気絶頂期でしたね。
大抵の方は、この2システムの期待を持って遊んでいたと思います。私もそうです。
ワイルドワイバーンがOSギア、アイアンサイクロプスがPIビーダマンです。

その後のスーパービーダマンの進化、そして衰退。

スーパービーダマンシリーズはPIシステム後も進化を続け、
・PI-EXビーダマン(1999)
・Rビーダマン(2000)
・E-Unitシリーズ(2001)

と毎年、新シリーズを出していたようですが、人気がだんだんと落ち込んでいきました。
ネットでは
『ブーム全盛期はメディア戦術が功を奏したが、次第にエンターテインメントと現実のギャップ、大会競技としての地味さやゲーム性の乏しさが浮き彫りになったことが、ブーム終焉の要因と言える』
(出典:ビーダマン – Wikipedia

とありますが、要するに、ビー玉を撃ちだすことに飽きたのだと思います(笑)
私もだんだんと飽きてしまい、別のホビーに関心が移っていきました。

というわけで上記3シリーズは、調べていても、懐かしさを感じることができなかったため、今回は割愛します。

個人的には上記3シリーズは気が向いたら、購入して遊んでもいいかな?レベルです。

でも、OSギアやPIビーダマンは別格です!
調子に乗って中古で2機体購入してしましました。
実家にある、2機体と合わせて遊んでみようかなと思います。

いざ、「ビ―――、シューーーー!!」

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